10/06/2010

宇佐美朋子「卓上公園」

壁にイラストレーション、テーブルに陶器。
どちらもいます、昆虫がいっぱい

宇佐美朋子 「卓上公園」
















布にアクリル絵具で描かれた細密なイラストレーションは、
タペストリーやテキスタイルのようなトンボや蛾。
みつめるほどに新しい謎が生まれるような

一方、
陶器は、表にも裏にも同じようにいるいる、烏骨鶏やかなぶん、黄金虫。














どこを切っても金太郎、
あの飴の要領で色をつけた土を組んで切って焼く、
“練り込み”という技法だそう。(※別の技法の作品もあります)

土の状態、焼き具合などが微妙でヒビ入りだったり、ちょっといびつもあるけれど、
それが嬉しいひともいるはずだなぁ。














とはいえ、どちらも相当の段取りは必要なはず。
そのうえ始めるまえの確かなイメージや想像力がないと、
こうはいかないよな、きっと

ふぅ~ん! となんども見直したくなる作品がたんまり

初日には、お手製の“練り込み”昆虫クッキーもありました。


















バンタン時代の師匠(?)、スタッフの高橋キンタローも
ニコニコいました、ね。


宇佐美さんは、毎日、午後から在廊される予定、とのこと。
マニアックな昆虫ばなし聞くことができるかも。




10/5(火)〜 10/10(日) open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)
<10/10:同時開催 Tambourin market>            

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ism 2010 〜明日への想い 展 

(キュレーション キャラクターズ)


10/12(火)〜 10/17(日) open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)
-----------------------------------------------------------詳細はこちら
 

10/04/2010

メンテナンス終了しました。


気がつけば、10月に入りました。
メンテナンス無事、終了いたしました。
ピンや釘の穴をパテで埋めて、ペンキを塗り重ねて、、、




その間にあったことを少しばかりご報告。

雑誌『イラストレーション』(玄光社)2010/11/No.186 にて、
ZINE展」についての記事が掲載されています。












『Spur』11月号(集英社)では、特集「あなたの知らないマニアック東京案内」内と小冊子『Spur Plus』にて、TAMBOURIN GALLERYをご紹介いただいております。












いずれも、現在発売中です。書店にて、ぜひご確認ください。

管理人こと代表/濱口が、twitter に登録しました。
ブログではこぼれてしまいがちな日々のギャラリーの様子をご報告できるか、と思います。
@tambourinhama のフォローを、ぜひお願いいたします。

まだ登録してない方もこれを機会に、
twiiter をはじめられてはいかがですか?


やまぐちめぐみさんから、差し入れをいただきました。























その名も『タンバリンビスケット』、花ココぼうろとセットで袋に入っていました。
やさしい焼き菓子に、おじさんスタッフはこころ癒されております。
ありがとうございました、



明日 10/5(火)より、
宇佐美朋子 『卓上公園』

がはじまります。ご期待ください。
10/05(火)〜  10/10(日) open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)

<10/10:同時開催 Tambourin market

9/22/2010

カナカナのかわいいロシア、かわいい東欧



いつもの景色と違います、


「カナカナのかわいいロシア、かわいい東欧」



奈良で、古民家を改装したカフェ『カナカナ』と雑貨ショップ『Roro』を営む、カナカナこと井岡美保さん。

「ロシア帰りの友人のお土産に心をぎゅっとつかまれてしまった」という井岡さん。
2002年にはじめてウラジオストックへ。それからロシア・東欧の旅。 
彼女が集めた
「ガーリッシュでどことなく、懐かしくて、へんてこりん」な雑貨が、
 たくさんたくさん、いろいろいますよ。



マトリョーシカ、グジェリ、陶器、カップ&ソーサー、皿、、カッティングボード(ア ンティーク)、エプロン、イニシャルハンカチ、ポストカード、本にノー ト、ゴム人形、プラスティックのミーシャ、ペンケース(アンティーク)、ジェーパチカ布、ホロハザ人形、刺繍リネン、チェブラーシカ、


 それからそれから、、、






リトルプレス好きには、あの『カナカナ文庫』 も4アイテム。
こちらは旅好きの井岡さんならでは、ご自身で発行の小冊子。
旅先の思い出が、ちいさな正方形のトラベルブックになっています。











 カナカナ文庫 ベルリン、リオデジャネイロとサンパウロ、アントワープ、ブタペスト、各525円。ロシア・オリンピックチームのチェブラーシカもいますよ。



井岡さんの “かわいい” の中から、
あなたの “かわいい” をみつけにきてください。

会いたくなってしまうかもしれませんが、
残念ながら、井岡さんは奈良でのお仕事でギャラリーにはおられません。
彼女からのメッセージは、こちらでどうぞ



9/21(火)〜 9/26(日) open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)

※9/27(月)〜 10/04(月)は、メンテナンスのため休廊です。
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宇佐美朋子「卓上公園」 



10/05(火)〜  10/10(日) open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)
<10/10:同時開催Tambourin market>
-----------------------------------------------------------詳細はこちら

9/15/2010

龍神貴之 個展



暑さもようやく一段落、散歩にいい季節ですね。

龍神貴之 個展  はじまりました。











2008年から最近の作品まで、展示されているイラストレーション は、
ブックカバー、雑誌、演劇のフライヤーなどの仕事のほか、未発表も含め、オリジナルプリントです。

龍神さん独特の、水彩画のようなテクスチャーをお楽しみいただけるはず
いつのまにか離れたり、近づいたりして、じっとみつめているかも...

お迎えは、こちらです。

 










こちらには、プロフィールやブログはもちろん、
作品が、PCやiPadの壁紙としてダウンロードできますよ。
TAMBOURIN GALLERYのPCもさっそく使わせていただいています。



9/14(火)〜 9/19(日)open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)
 
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「カナカナのかわいいロシア、かわいい東欧」

9/21(火)〜9/26(日) open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)
-----------------------------------------------------------詳細はこちら

9/08/2010

「飛伝展」 

鵜飼 悠 高橋恭司 田中英永 新田 信 三浦政能
5人の作家による
 
「飛伝展」    スタートしました。

 見ることに
 フリーになるには
 いろいろと
 フリーにすること

 見ることは
 見ることで
 見えてくる

 見ることを
 つづける5人が
 光をたよりに歩く
 傍観者は
 探偵になる
三浦政能 –                
                   
              

















サイトでの公開、ZINE(『月刊 人』)での配布を経て、リアルでの展示です。これまでの経緯は、こちらでご参照いただくとして、

ジェットプリンターで出力されたそれぞれの作品は、サイズを感じさせない、なにかが...


初日の午後、テーブルの鵜飼さんのライカの横に、
高橋さんからの手書きのメモが置かれていました。


 熱い西日、ふりそそぐ夏、
 荒野の写真家 男5人組
 ぜひ、しぶい世界観を
 ごたんのう下さい。



ポツンと置かれた、デジタル・フォトフレームにもぜひ、ご注目を!

高解像度・原寸JPEGファイルの作品集「飛伝展」のCD-ROMが流れています。入手のご希望は、『月刊 人』まで。



09/07(火)〜09/12(日) open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)

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 龍神貴之 個展

9/14(火)〜 9/19(日)open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)
-------------------------------------------------------詳細は、こちら

8/28/2010

ZINE増えました! 「Here is ZINE tokyo」

大好評で連日たくさんの方々にお越しいただいております。

Here is ZINE tokyo

twitterなどではすでに流れていますが、
昨27日夕方、

田島一成さんの作品が、5部追加で入荷いたしました。

あわせて、
キュレーションをつとめた、Enlightenment/ヒロ杉山さんからは、追加バージョン2点も到着。いずれも“ZINE"なんて言葉も無いころのレアものだそうです。













a)1997年制作(右)     
b)2000年制作



購入できるものは限られていますが、33名のアーティストによる35+2冊のZINEは、
すべて手にとってご覧いただけます。

ぜひ、お越しください。


Here is ZINE tokyo 展(キュレーション : Enlightenment)


8月24日(火)〜9月4日(土)<8月30日(月)休廊>
open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)



Next Exhibition -------------------------------------------------------

「飛伝展」

  鵜飼 悠、高橋恭司、田中英永、新田 信、三浦政能
09/07-09/12  open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)
-----------------------------------------------------------詳細は、こちら


8/25/2010

「Here is ZINE Tokyo」展


はじまりました! 

「Here is ZINE Tokyo」

集まりましたよ、いろんな"ZINE"が。
まずは、こちら 80枚121秒のスライドショーを。
(急いで作ったので、粗だらけですが...)






"ZINE"とは、手作り雑誌のこと。
「テーマもサイズもページ数も色数も自由! ただホッチキスバチンと綴じて世界中どこにも無い、ここだけにしかない本を作ってくれればOK そしてあなたのセンスを爆裂させてくれれば他は何もいりません」

ヒロ杉山さん率いる〈Enlightment〉のそんな呼び掛けで、集結したアーティスト33名(リスト)35冊の"ZINE"が一堂に!


初日(8/24)は、スタート1時間前からお客さまの姿が、、、
実は、その時点で3人の作品が未着などという状態で、ちょっと汗。

11:00ちょい過ぎに、10名以上の方たちにドアオープンをお待ちいただいて、スタート。お目当ての作家に一目散の人、作品ナンバー順にゆっくり手に取るひと、さまざまに。
お昼前に、レスリー・キー+ライアン・チャンのおふたりが作品抱えて飛び込んできてくれたり、、、
夕方には、参加アーティスト含め、100人を超える方々が集い、外にまで。
(通行人のみなさん、ごめんなさい)

完売作品も続々ですが、9/4(土)まで開催中ですから、
来て、観て、触って、、、お好きなように。

ゆっくりじっくりご覧いただくのが、最高の楽しみ方。
暑いですが、
ちょっと落ち着く昼下がりが、いちばんの時間帯といえそうです。 
(エアコン、増強しました)

それにしても、印刷物の完結の仕方は千差万別。
電子書籍時代にこそ、なのかもしれませんね。

8月24日(火)〜9月4日(土)<8月30日(月)休廊>
open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)



Next Exhibition -------------------------------------------------------

「飛伝展」

  鵜飼 悠、高橋恭司、田中英永、新田 信、三浦政能

09/07-09/12  open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)
-----------------------------------------------------------詳細は、こちら