6/27/2012

SO SEA『貝殻を拾い集めるようなこと、』    tamai emiko展




初日(6/26)は、梅雨の晴れ間で初夏のような陽射しでした。
純白の生地「アムンゼン」のシャツが、ちょっと風に揺れた感じがしました。

SO SEA『貝殻を拾い集めるようなこと、』tamai emiko展
「SO SEA」とは、大阪・星が丘洋裁学校裏庭に「sewing table coffee」を営む、
玉井さんによる、
「その土地、そこから生まれたものを源に自分が立つあるがままの素朴を
  衣 として表現」した作品の名前。
昨年5月に続いて、東京での新作発表です。

麻、コットン、アムンゼンなどの素材は、
『風に泳いでいる』シリーズ、『雲のような』シリーズ、
はだしシリーズ、『陸を歩く』シリーズ、
『太陽のリズム』、『月のリズム』、
などと名付られ、
普段、彼女がいるカフェに流れる優しい時間や草はらの匂いがそのまま込められて、
シャツブラウス、パンツ、ワンピースに仕立てあげられています。

いすれも、
ユニセックス、ルーズフィットでナチュラルなデザインですから、
サイズが合えば、どなたにでも!
いつもは倉庫の一画が、試着室になっていますので、フィッティングも可能です。

身に着けて玉井さんとゆっくりとお話しながら、自分の一着を探してはどうですか?
玉井さん、
ほんとに素敵な笑顔で「あんたは、これやわ!」という感じで選んでくれますよ、

もうひとつ、忘れてはならないのが、
玉井さんとご主人の玉井健二さん共著の最新刊『貝殻となり』。
「サイホン越しに眺めた たわいなくない10年の記録」と帯にあるように、
開店10周年を迎えた「sewing table coffee」での
立ち上げから現在までの四季折々の写真、綴られた日記、友人とのメールなどが、
たっぷり256ページ!
玉井さんの日常や友人とのコミュニケーション、自然への眼差しなど、
"分厚いけど、軽い感じ”で詰まっています。

一冊づつ押された、エンボス(型押しスタンプ)や
挟み込まれた色紙と小冊子など、玉井さんらしい仕掛けのオマケも!
『貝殻となり』BOOKLORE刊 1,575円(税込)

玉井さんは、毎日在廊のご予定です。
週末には「sewing table coffee」ゆかりの人たちが
たくさん登場して、イベントもあり。
東京で、あの素敵なカフェ再現となるか!? ぜひ、お越しください。

仲間のレーレ−梅男さんの「LeLe帽」や yupuさんのブローチもあわせてどうぞ!
☆06/26(火)〜 07/01(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
Next Exhibition -----------------------------------------------------------------
ジュンオソン / friends
  07/03(火)〜 07/08(日)11:00〜19:00(最終日〜16:00)
 -----------------------------------------------------------------詳細は、こちら

6/20/2012

飯田淳 / 15-25 from fifteen to twenty five -2-

連日、たくさんの方に観ていただいています。
昨6/19も台風予報に臆することなく、
お越しいただいたみなさま、ありがとうございます。

「飯田淳 / 15-25 from fifiteen to twenty five」

飯田さんにとっての “ 15−25 ”とは、1970年代。
中学から、高校大学そして社会へのステップで体験した
記憶からのイメージを「明け方に見た夢の断片のように」描き下ろした、全60点

会場は、3つのパートで構成されています。

Part1)画用紙に鉛筆で描かれた30点、
「ユニ B」鉛筆、紙は四つ折りに

Part2)ボール紙にジェッソ(下地剤)、鉛筆の18点
表裏に粗めに塗られたジェッソの上に「ユニ B」

Part3)紙に、ステンシルとスプレー12点
ステンシル+タミヤ模型用スプレー塗料。絶妙な"偶然”を含んで


「折り」、「反り」、「掠れ」、「洩れ」、「浮き」など、
シンプルながら、それぞれに現れた表情は多彩にして奥深いのです。
じっくりと近くで観てください。
「モノトーンゆえ」それとも「モノトーンでさえ」?
その答えをあなたなりに出してみるのもいいかもしれません。

「リビングの壁にさり気なく飾ってあったら、カッコイイだろうなぁ」
そんなコメントもありました。
どうです? あなたの部屋に! 
作品は、すべて50,000円。
オリジナル額、7,000円。

会場には、飯田さん自ら作り上げた、
「’70s Mix 3hours」のBGMが、終日流れています。
   ニール・ヤング、リトル・フィート、ジェームス・テイラー、
   5thディメンション、キャロル・キング、
   ニューライダーズ・オブ・パープルセイジ、
   クイックシルバー・メッセンジャー・サービス、10cc、、、、

作品とともに、ゆっくりと過ごしてください。
飯田さん、最終日06/24(日)15:00頃から、在廊の予定です。

☆06/12(火)〜 06/24(日)11:00〜19:00(06/18休廊・最終日〜18:00)
Information 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆06/22(金)19:30 〜  アレ★アレ★シネマトーク
 6月のテーマは、「フランス映画」
ゲストも多彩! Ustream で、会場で! 会場参加費1000円(ドリンク軽食付き) 
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Next Exhibition -----------------------------------------------------------------------
タンバリンギャラリー3度目の個展! 
玉井恵美子 / SO SEA『貝殻を拾い集めるようなこと、』
06/26(火)〜 07/01(日)11:00〜19:00(最終日〜16:00)
 -----------------------------------------------------------------------詳細は、こちら

6/13/2012

飯田淳/15-25 From fifteen to twenty five



梅雨入りしました。



















文字だけのシンプルなボードをみて、
扉を開けると
タイルのごとく規則正しくレイアウトされた、60枚のドローイング。

モノトーンの世界が、静かに広がっています。















飯田淳 /15−25 From fifteen to twenty five

女性誌の表紙や占い特集、広告などはもちろん、
ショップ・プロデュースから学校の先生とさまざまに活躍中の、飯田さん。
2007年以来5年ぶりとなる個展は、言葉少なに淡々と、
とはいえ熱い想いの込められた、すべて描き下ろしの作品たちです。

タイトルの数字は、年齢を指すようです。
15歳から25歳、
あの頃の風景、人、モノ、憧れや夢、そして流れる音楽も含めて、
飯田さんにとっての、
あの10年をじっくり堪能してください。

ヘリコプター(写真・左上から2番目の作品)って、なんだかわかりますか?












6/10搬入終わって、飯田さん笑顔!
右から2番目上には、あのサインも

自分の10年と重ねてみるのもいいですね、
あるいは、
その違いを考えてみるのも楽しそうです。

今回の写真ではわかりずらい(?)
3つのパートに分かれた、そのテクスチャーについては、次回にでも。
ぜひ、ご自身の眼で!

☆06/12(火)〜 06/24(日)11:00〜19:00(06/18休廊・最終日〜18:00)
Information 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 エントリー受付中です!        06/17(日)18:00まで
      ロバミュージアム2012
 ロバマイスター〈城芽ハヤト/川島小鳥/しりあがり寿/宇野亜喜良/
     tupera tupera(ツペラツペラ)/高橋キンタロー〉& 仲間たち
   
  できるだけたくさんの方に参加していただきたいと考えています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜詳細は、こちら

6/10/2012

【ロバ仲間】求む!

「ロバってなんか、イイよね」
「姿、仕草、表情、どこかヌけた(Good for Nothingな)感じがさ。
 なんかタンバリンギャラリーみたいなところあるよね!?」
「みんなのロバ具合、見たくない?」
ある日、スタッフと話していて、こんなアイデアが生まれました。

一緒に創りあげていだだける仲間を募って、
Good for Nothingな楽しい展示が出来るといいな!

ほんとうにこれでスタートしたのが、この企画なのです。
できるだけたくさんの方に
【ロバ仲間】になっていただければ、と考えています。
エントリー多数の場合は、
いただいたメールをもとに決めさせていただくこともあります。

詳細は、こちらまで。

「表現するのは、誰でもできる」をモットーにした
タンバリンギャラリーの、誰でも参加することができる初の試みに、
ぜひご参加ください。

エントリーは、6/17(金)18:00必着です。
受付終了しました。たくさんのエントリーありがとうございます。
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ロバミュージアム2012
 07/31(火)〜 08/12(日)11:00〜19:00(月曜休廊・最終日は〜18:00)
なお、7/31(火)ロバマイスターを迎えて、オープニングレセプションを予定。
=======================================≠====詳細は、こちら
Facebookページもあります。「いいね!」をぜひ!

6/06/2012

我喜屋位瑳務 / DARK SIDE


奥の壁一面に
紙、国際郵便封筒やトレーシングペーパー、領収書、ビニール入りなど
ドローイングだったり、コラージュだったり、
サイズも、メディアもさまざまの作品が、50点あまり。

ざわざわします。











06/05 レセプションにて




左右の壁には、カンバスや額装の描き下ろし作品が、、、

















どきどきします。
我喜屋位瑳務(ガキヤイサム) / DARKSIDE

ドア横には、こんなメッセージ

闇に落ちる事がたまにあります。
寝不足のとき、お腹が痛いとき、お金がないとき、
満員電車、高温多湿、得体の知れない何か。
それでも闇の中の自分と戦いながら
なんとか生きながらえています。
人それぞれ抱える闇は
悪い事ばかりではなく
どこかで世の中を変えると信じています。
純粋の友情や愛を大きな声で発表するのは絶対ダメ!

わくわくしませんか?









作品は、3,000円(!)、5,000円、8,000円、18,000円から、120,000円とさまざま


初日から、たくさんの方が詰めかけています。
我喜屋さんの作品を見て、
みなさん、いろんなアーティストを思い浮かべているようです。
 パトリック・コールフィールド、
 テイラー・マッキメンス、
 バリー・マッギー、
 レイモンド・ペティボン ……

そんな問い掛けに、
我喜屋さんは、言葉少なに
メモをしたり、うなずいたり、
「作品集持ってます!」 と答えたり、首を傾げたり、、、

そういえば、
ネットの書き込みにもこんなのありました。
「胸騒ぎの足りない方、どうぞ!」 

我喜屋さんは、
06/06(水)、07(木)、09(土)16:00頃から、
06/08(金)、06/10(日)は、お昼過ぎから、在廊のご予定です。

初日で売り切れてしまった(!)、
我喜屋さん自ら手刷りのトートバッグ、週末には再び登場するのかな?
6/9(土)午後、入荷しました。












ざわざわ、どきどき、わくわく、胸騒ぎをぜひ!
☆06/05(火)〜 06/10(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)

☆☆ もうひとつのお知らせ ☆彡
3年目に突入したタンバリンギャラリーが、やらかしちゃいます。
ザワザワ、ドキドキ、ワクワク胸騒ぎをこちらでも!
 ロバ仲間 求む!  ロバミュージアム<参加者募集中!>
Next Exhibition ----------------------------------------------------------------

飯田淳/15-25 From fifteen to twenty five 06/12(火)〜 06/24(日)11:00〜19:00(月曜休廊・最終日~18:00)         ----------------------------------------------------------------詳細は、こちら