4/24/2013

竹上妙 木版画展/その日この日あの日


暖かかったり、寒かったり、
「春って、こんなに気まぐれだったっけ?」
と思うほどの今日この頃、体調いかがですか。

スタートしました、
竹上妙 木版画展/その日あの日この日

“見たら見られた”をテーマに日常のさまざまを表現する、
サイズもさまざまな木版作品が20点余り。
DMにも一部使われていた、
大きなサイズの「見たら見られた〜ハッと気がつく〜」の全貌や、
大好きな柿が並んだ「となりの柿はあかい」
忌野清志郎の曲から想を得た「けむり」、
海外での体験から得た「この景色はあの駅につく頃」など、
短い文章とともに展示されています。


竹上作品は、版を完成させて刷る、
いわゆる木版画制作の方法とはかなり異なるそうです。

まず制作枚数(エディション)を決め、
版木を掘り進め、同系色を刷り、また掘り進め、
そして罰の色を刷る、というスタイル。
カラフルで色濃く鮮やかでありながら微妙な質感も、
プレス機とバレンの両方を使ったり、リトグラフのインクで、
と、竹上さん自身による、さまざまな工夫で制作されているそうです。

初日に来場の多く方が、
竹上さんのそんな制作の裏話に驚いたり、感心したり、納得したり、、、
ぜひ、ご自身の眼で、
遠くから近くから、それぞれの作品をみて実感してみてください。
そして、
添えられた文章に、クスっとしてください。
なんか、元気もらえた気になれるはずですから。

竹上さんは、毎日在廊のご予定です。
ニコニコの笑顔で迎えてくれるでしょう。
あなたの、“その日この日あの日”を話してください、
制作の方法を具体的に聞いてみるのも面白いですよ。

作品はもちろんのこと、
シルクスクリーンで制作された、柿お裾分けバッグ(S・M・L)
本屋さん風手刷りブックカバー(一色、多色)など、グッズも手に入ります。
柿お裾分けバック(1,000〜1,500円)、文庫本サイズのブック
カバーは、1色刷り300円、多色刷り600円と、お得感もあり。

☆04/23(火)〜04/28(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)

実は竹上さん、
最初は、妹との二人展。2度目は友人の版画家ともに三人展と、
3度目の展示になります

★04/29(月)〜05/06(月)は、休廊させていただきます。

忌野清志郎展〜愛し合ってるか〜い〜 Vol.5
タンバリンギャラリー共催で、大好評 公開中です。
ゴールデンウィークは、白金高輪「Coolie's Creek」でお食事とともに
詳細は、こちら

Next Exhibition -----------------------------------------------------------------
河村要助 モノクロームの真実
 05/07(火)〜 05/19(日)11:00〜19:00
(05/13休廊 最終日〜18:00)
 -----------------------------------------------------------------詳細は、こちら

4/17/2013

山形潔香 / timeless


油絵とは思えないほどの、鮮やかな色。
濁ることなく定着したその色たちが、目を惹きます。

山形潔香 / timeless


表題作「timeless」をはじめ、
最新作から、初期の作品も含めて、全13点。
そのスタイルは、
絵本のようにも、ファンタジーのようにもみえます。
楽しげで、音楽が聞こえてきそうな作品も。



「現実に出会った出来事」 
 ほんとう を出来事(ひとつの)をスケッチブックに描きます。
 それは想像ではなく現実なものです。
 キャンバスに向かい絵具を使い筆を走らせるとより明確になるのです。
 timeless とは 時間という価値、偏見にとらわれない世界 です」

会場でも、時間があるとスケッチブックに向かう、山形さんの姿がありました。

子供のころから習っていた絵は、卒業して別の職業につき、
いつしか忘れていたそうです。

「仕事が忙しかったこともありますが、
 自分にとって、あまりにも日常的なことだったので、
 ワクワクしなかったのかもしれません。
 旅先で遭遇した、あの事件(9・11)から、何かが変わったようなのです。
 2009年ころから、それまでの仕事を辞めて
 絵を描くことに専念するようになったんです。
 自分でも、こんなふうになるなんて、思いも寄らないことだったんですけど」


それからの山形さんは積極的に動きます。
国内での展示は、もちろん、
海外のギャラリーにも積極的にアプローチして、
ニューヨークには毎年1回、必ず出掛けて、
この10月には、
ブルックリンのギャラリーでの個展も決定しているそうです。

そんなキヨカワールドをぜひとも、あなた自身の眼で。
山形さんは、毎日在廊のご予定です。

☆04/16(火)〜04/21(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
Next Exhibition -----------------------------------------------------------------
竹上妙 / その日この日あの日
 04/23(火)〜 04/28(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
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4/10/2013

橘房図 喫茶 "三階"


茂みがあります、いろんな鳥がいます。
その鳴き声も聴こえてきます。
ある人は本を読み、ある人はお茶を淹れ、
また話し込んでいる人たちもいます。
机や棚に飾られたアクセサリーのコレクションを眺めていたり、
ステンドグラスやオブジェ、貝殻や手作りの花をじっと見つめていたり、、、
これが初日の風景。(舞台のワンシーンのような、写真が撮れてしまいました)
橘房図 喫茶 "三階 "


今回の展示を説明するのは厄介です。
橘房図(たちばなふさえ)さんのお仕事は、ヘアメイク・アーティスト。

彼女の部屋が、まるごと引っ越してきたような空間が、ここにあります。
ベランダに集まる鳥たち、
大好きなモノ(鳥、すみれ、貝殻、創作ジュエリー、木の家具、帽子、、、)
大好きなコト(ステンドグラス作り、ブログ書き、読書、、、)
大好きなヒト(両親や近くの本屋さん、八丈島のマリさん、仕事仲間たち、、、)
たんぽぽコーヒーに薬草茶に、クッキーにロールケーキ、、、

”日常には手作りが溢れている”

そんな、
橘さんのいまといままでをまるごと詰め込んで、「すみれ手帖」。
手書き文字で綴られ、ていねいに製本されたZINEが生まれました。
「すみれ手帖」初版100部シリアルナンバー入り 1500円

あなたは、その空間、置かれたものたちを見て、
そして、ZINEから何を感じますか?


橘さんは、"家”に戻ってくるように毎日、喫茶”三階”にいます。
この笑顔に会いに来ませんか?

展示のきっかけをくれた人の話、会場構成の話、
もちろん、橘さん自身のおはなしも、、、
ここには書き尽くせないほどの、何かが手に入るような気がします。

☆04/09(火)〜04/14(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
 橘さん、2回目の展示も秋には決定しています。
 次回の展示は、お仕事寄りの作品とのこと、そのお話も聞けるかもしれませんね。

タンバリンギャラリーのモットーのひとつは「表現するのは、誰でもできる」。
スタッフは、初めての展示を応援します。
スタイルは自由です、あなたのアイデアを形にしませんか?

そうそう、
創立スタッフのひとり・永井宏展「For the garden」が、
「巣巣」(等々力)にて、4/29(月)まで開催中です。詳細は、こちら
Next Exhibition -----------------------------------------------------------------
山形潔香 / timeless
 04/16(火)〜 04/21(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
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4/03/2013

ハンバートハンバート大好き


あいにくの雨でしたが、
初日(04/02)朝から、大勢の方が、にこやかな表情でゆっくりと
作品たちを鑑賞しています。

ハンバートハンバート大好き

「アセロラ体操」CM曲などでも、おなじみのグループ・ハンバートハンバート

ある人は、彼らの曲のイメージから、
またある人は、メンバーの佐藤良成さん&佐野遊穂さんのキャラクターを、
という具合に、
さまざまにハンバートハンバートの世界を表現しています。



なかには、
ハンバートハンバートらしい音を山ん中で聴きたい! 
真空管アンプ内蔵の背負式Hi-Fiサウンドマシーン(重さ20kg超)を作っちゃった
建築家なんかも!
会場の音楽はこのマシンでもちろんハンバートハンバート

参加作家32名。(50音順・敬称略)
あずみ虫/伊藤絵里子/入船ゴロー/越川律幸/おがたりこ/小田島等/Overture/海谷泰水/楠伸生/くまあやこ/小阿瀬直/小池アミイゴ/  サイトウユウスケ/サジマミキ霜田あゆ美/高橋キンタロー/タムラフキコ二宮佐和子 /二宮由希子/平澤一平/ヒラノトシユキ/福田利之/町田七音/松井有希/宮島亜希/ Moq(タマキチヒロ+まるやまあさみ)/渡邉知樹
<特別参加>  樋口晶子/「11のみじかい話」「まっくらやみのにらめっこ」ジャケット原画、津留明日香「さすらい記」 ジャケット&ブックレットの刺繍 
いろんなジャンルの、ハンバートハンバート大好き作品が揃いました。
平面に立体、刺繍に映像、シャツもあれば、
着せ替え人形スタイルなど、表現もさまざま。

アルバム・ジャケットやブックレットで使われた、イラストレーション原画なども。
そして、
これはレア(!)なハンバートハンバートおふたりの絵画作品。

左から、佐藤さんと佐野さんの作品
あ〜、
いろいろありすぎて、全部紹介しきれないのが残念。
もう、むちゃくちゃ楽しいんです、
困っちゃうくらい
ですから、ぜひギャラリーに足を運んでくださいね、

初日のレセプションには、
たくさんの作家作家のみなさんをはじめ、
ハンバートハンバートも駆け付けてくれての、
ほんわかアコースティック・ミニライブが。
曲にちなんだ、5種類のおむすびケータリングが、花を添えて

とまぁ、
なんともなひとときが、繰り広げられました。
間近でライブっていうのは、初日だけですけど、
大好きハンバートハンバートの曲をBGMに、
それぞれの作品、ゆっくりたっぷり楽しんでくださいね。

ハンバートハンバートからのメッセージもありますよ!


そうそう、
ライブ聴きそこなった人は、
04/13(土)日比谷野外音楽堂での
WATCHING THE SKY VOL.6 at HIBIYA YAON」へぜひ、どうぞ。
ハンバートハンバートのほか、
岸田繁(くるり)、清水ミチコPermanents(田中和将&高野勲 from GRAPEVINE)、
チャード・ジュリアン (from USA)、おおはた雄一の出演です。
ギャラリーでも前売り予約受付中です。春のひととき、こちらもどうぞ!

一部の作品のほか、サイン入りアナログレコード、CD、DVD、トートバッグ、てぬぐいなど、ハンバーハンバート・グッズも販売しています。
☆04/02(火)〜04/07(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
Next Exhibition -----------------------------------------------------------------
橘房図展/喫茶三階
 04/09(火)〜 04/14(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
 -----------------------------------------------------------------詳細は、こちら