3/27/2013

土屋ヒデル/HI-DELL TSUCHIYA 展


強烈なほどの、強い色が、
ギャラリーの壁面を埋め尽くしています。
泥臭いまでに、、、

あなたは、”土屋ヒデル”という、
イラストレーターを知っていますか?


経歴って大した経歴も無し。今の私、それは大橋歩さんと横尾忠則さん、それが始まりだった。で、テリー(湯村輝彦さん。あえてリスペクトを込めてテリーと呼ばせてもらう。)と会えた事、それが私のNEXTSTEPの始まりだ、った。ただ絵の好きな伊豆の馬鹿小僧もおかげで平凡パンチのカバーという所まで登り着けた。でも何んか違うという事をかかえ込んで、イラストレーターからエスケイプ。その後アンダーグラウンド十数年。やっと絵が音楽が少し解りかけた。FAKA-SAKA-DIKA な63才!!
“ LAST MAN STANDING ON THE POP ART ”ってぇ所だ!!!                               (土屋ヒデル)


 土屋ヒデル/HI-DELL TSUTIYA 展
DIRECT TOUCH PAINTING
ABOUT THAT CALLIN' D.T.P.

十数年前、突如として(かどうか?)消えた、土屋さん。
「あのとき、筆を捨てちゃんだよ。絵具のチューブと紙があれば、絵は描ける」と、
しっかりした紙やカンバスからも離れ、
CAMPASノートや包み紙の裏、
「そのへんにある紙に、おもいのままに、構えることなく、、、」
原画を描き、コピーし、コラージュして、また塗り着ける。
「俺のテーマは、アメリカン・ポップ」と言い放ち、
ラッパー、ドラッグクイーン、ソウルミュージシャン、パッケージなどを
「縦横無尽に描き続けていた」というアンダーグラウンド期の絵が
たっぷり展示されています。
まさに圧巻!


というわけで、
かつての土屋さんの絵を知る人は、くりびつてんぎょう、
初めて見る人は、パワーと迫力に、びっくりぎょうてん(吃驚仰天)


初日には、古くから彼を知るかつての仕事仲間や
しばらくご無沙汰していた友人・知人のみなさん
(名前は敢えてあげませんが、あんな人こんな人、わぁつ! すご)
往時を知らぬ、若き世代も続々と詰めかけて、大賑わいの展示風景です。

そんな人たちと冗談を交わしながら、はたまた色やテーマにについての説明する、
土屋さんは「最終日にまた戻ってくるよ」と、言い残して再びアンダーグラウンドへ。

今年の始め、
あるデザイナーが彼の居所を訪ね、仕事を依頼し、
それを聞きつけた、ふたりのイラストレーターが動き、
タンバリンギャラリーを会場に、と白羽の矢が立った! 
というのが、事の次第。
その仕事の公開はまだのようですが、、、
楽しみですねぇ。

さぁて、これはもう見るしかない、
今でしょう!
原画作品の一部は、販売もしています。(額付 30,000円)
土屋さん、次の在廊は最終日(3/31)お昼過ぎからの予定です。

☆03/26(火)〜03/31(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
Information 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 03/29(金)19:30 〜    アレ★アレ★シネマトーク
 テーマは、「名シーン」
  Ustream で、会場で、ぜひ!  会場参加費:500円(ドリンク付き) 
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Next Exhibition -----------------------------------------------------------------
ハンバートハンバート大好き
イラストレーション、平面、立体、映像、建築、衣装
ジャンルを超えたアーティストが
ハンバートハンバートの世界を表現します。
 04/02(火)〜 04/07(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
ただいま、
ギャラリーでもチケット予約受付中
<WATCHING THE SKY VOL.6_at HIBIYA YAON>
-----------------------------------------------------------------詳細は、こちら

3/20/2013

STEPS / 原田響展


桜開花のニュースもあちこちで、
暖かくなりました。
新しい靴を下ろして、外へ出たい! そんな季節の到来です。
街へ出ましょう! 出掛けませんか?

そんなあなたに
STEPS / 原田響展

入り口では、こんなキャラクターが迎えてくれます。
彼の名は、ゴールド・ジマー(gold gymmer)
脱ぐとすごいんでしょうか?

中に進むに従って、
さまざまな色の靴とファッションで、
リズミックにステップする彼の姿は増えていきます。
女性キャラ・Ms.Bonechina(ミス・ボーンチャイナ)もいますよ!


そこにいる彼と彼女は、ニコニコしながら、行進しています。
どこからかドラムラインが鳴り響いて、マーチが聞こえてくるよう。

原田さんは、’89年生れのイラストレーター、
以前から "BUTTYO”として活躍していたことを知る人も多いでしょうが、
今回は、原田響としての、初個展。

「昨年後半、10年以上やっていたマーチングバンドから離れることになって、
 なかなか辛くて、思うように描けない時期がありました。
 名前を変えることにして、今年に入って、一気に描き上げました。
 (なぜか?)暗い色が使えなくって、明るい色ばかりです。
 キャラの名前は、お母さんがつけてくれました」

マーチングバンドのチューバ・プレイヤーから、
そのプレイの楽しさを「絵に落としこもう」との想いで描き上げた、
二人のキャラクターのシリーズに加えて、
そのキャラクターが身に着けているのかな、
と思えるような、カラフルな靴の作品、街歩きのシーンを切り取った作品など、
全17点(15,000〜35,000円)が明るくポップに展示されていますよ。


原田さん、お仕事が忙しいようで、
3/21(木)、22(金)18:00以降と3/24(日)終日と、
在廊が少ないのがちょっと残念ですが、
元気な原田さんの絵にぜひ会いに来てください。


怒涛(?)の3月、初個展マンスリーの、第3弾です。
☆03/19(火)〜03/24(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
Next Exhibition -----------------------------------------------------------------
土屋ヒデル 展
 03/26(火)〜 03/31(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
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3/13/2013

立松智 SILK SCREEN展 / Grow Together


ぽかぽかいい陽気だと思えば、強い風。
嵐のなか春は少しずつ、育っていくのでしょうか

17点の色鮮やかな作品が並んでいます。

立松智 SILK SCREEN展 
 Grow Together

SILK SCREEN(シルクスクリーン*)という技法をご存知ですか?
ポスターなどの印刷技術として生まれ、60年代以降、
リキテンシュタイン、アンディ・ウォーホール、横尾忠則、草間彌生など、
さまざまなアーティストによるたくさんの作品があるのは、ご承知の通り。

複数の版を作り、インクを直接重ねて刷っていくアナログな表現は、
インクジェットプリンターの登場で、
取り組む人もだんだん少なくなってるようです。
簡易版として、大人気な時期もあった「プリントゴッコ」は、
昨年暮れに事業終了になっていたり、、、

今回は、そんな技法・シルクスクリーンにこだわる作家の、初個展です。

立松さんは、愛知県生れの40歳。
「6〜7年前から、本格的に取り組み始め、作品を制作してきました、
 特に目立った活動もせずに。今回の17点は、ほぼ初公開です。
 “ひとつになる、相和す= Grow Together ”の世界を楽しんでください」


油絵のような重厚感、重なったインクの濃淡、
ぼかし(グラデーション)や引っ掻き、
ラメ素材をインクに混ぜたり直接刷りこんだり、、、
最高11版という色彩豊かな作品は、写真では伝えきれませんが、
近くで見れば見るほどに、
さまざまな表現に気づくことができるはず。


作品は、Edition-13枚、手に入れることも可能です。
また、
紙だけではなく、
ガラス板、皮革、銅板などに施した作品(上写真)も参考展示されています。
名刺から芳名帳、
そして「FREE!」書かれたポストカード(早い者勝ち)まで、
すべてシルクスクリーンで制作された作品。
その豊かな表現を、ぜひ直接ご覧ください。


立松さんは、毎日お昼過ぎから在廊のご予定。
ぜひ、シルクスクリーンの魅力を立松さんから聴いてください。
ひょっとしたら、
ギャラリーでの公開制作なんてことも、あるかも!

☆03/12(火)〜03/17(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
Next Exhibition -----------------------------------------------------------------
STEPS / 原田響 展
 03/19(火)〜 03/24(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
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3/06/2013

「彼女達の生活」 とやちかこ展


急に温かくなりました、春ですね。
ギャラリーもキャンディカラーで、春らんまん!

「彼女達の生活」 とやちかこ展

化粧室やお茶の時間、散歩したり、本棚を見つめたり、
色数を抑えた優しい色調とちょっとレトロな雰囲気を漂わせて、
“ 彼女達(人以外もいますね)の生活 ”が、描かれています。

仕事場の女性たちのちょっとした仕草を切り取った、OLシリーズ
3Dプリンターによる立体イラストレーション(下写真)
マトリョーシカ、キャンバス9点の連作など、たっぷり

2009年から描きはじめて、
MJイラストレーションズ在学中の、初の個展です。

「スタートが遅くって、、、」(とやさん)
とはいえ、
さまざまな展示には積極的に参加して、雑誌をはじめ、
話題の(!)書籍『幸せになる にゅうりん占い』の装画、
そして、
キンダーブック3』最新号では、「ねこのゆめ」(10p)の絵本と、
着実に実績を積み重ねている、とやさんです。

初日には、
某誌編集長、クリエイティブ・ディレクター、ブックデザイナーなど
初めて会う人もたくさん、作品を見に来てくれていました。
ちょっと緊張気味(?)の昼間でしたが、
夕方からの、
MJ・峰岸達さんをはじめ、友人やお仲間に囲まれたレセプションでは…にこにこ

タンバリンギャラリーは、初めての個展を応援しています。

とやさんは、毎日お昼すぎから在廊のご予定です。
作品は、すべて販売されています。(6,000〜10,000円)

☆03/05(火)〜03/10(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
Next Exhibition -----------------------------------------------------------------
立松智 Silk Screen展
 03/12(火)〜 03/17(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
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