2/08/2012

永井宏「Works from the sunny beach」

美術作家・永井宏という人がいた。
湘南・葉山をベースに
詩を書き、絵を描き、平面立体を問わず作品を制作した。
歌をつくりうたい、詩のリーディングをライブでこなしながら、
リトルプレスの出版活動や、各地でワークショップを開いてきた。

「みんなの小さな息遣いをふうふうと集めたら、いつか大きな風になる」
「誰でも、ものは創れるし、表現できる」という考え
(彼は「ネオ・フォークロア」と、呼んでいた)をもとに、
自ら制作し、仲間たちとさまざまな“場”を作ってきた。
そんな彼が、2011年4月12日に逝った、享年59歳。

残された作品は500点以上、海の見える丘に立つ彼の仕事場から、
友人・仲間たちが、梱包を解いてそれを引っ張り出してきた。

永井宏 “Works from the sunny beach”

会場はいずれも彼にゆかりある、2つのギャラリー。
キラー通りをまっすぐいけば青山通りをはさんで、
歩いても15分くらい、散歩としてもちょうどいい距離にあります。


1999年から2010年まで、毎年
夏に個展を開いていた、「スペース ユイ」。

創立スタッフで言いだしっぺだった、
ここ「タンバリンギャラリー」。

「スペースユイ」では、オーナーの木村秀代さんのセレクトで、
10年間の個展での作品とアクセサリーを。
(追記:木村さんのブログ「gallery note」が公開されています。)
「タンバリンギャラリー」では、仲間たちの有志が掘り起こした、
1999年以前の作品とさまざまなグッズや書籍を。
それぞれの空間で、それぞれのスタイルと表現、それぞれの時代のテーマで、
永井宏(の作品)を観ることが出来る、初めての機会です。

このブログで、展示作品の解説はとてもできません。
永井宏も知るひとも、この展示ではじめて知るひとも、
それぞれの会場で、木村さんから、スタッフから直接お聞きください。
そして、
あなたなりの永井宏を見つけてください、語ってください。

作品、アクセサリー、グッズは、
「飾っていただける方、使ってくれるひとがいるのであれば、喜んで、、、」
との奥さまの言葉で、手に入れることもできます。
彼の本、主宰した「WINDCHIME BOOKS」の出版物もあわせて、どうぞ!

2月11日(土)には、タンバリンギャラリーを会場に、
永井宏の歌を中心に自身もメンバーとして活躍していた
「Kitchen sisters」と「象の音楽」のフリーライブ(16:00ころから)、
「廣瀬SWAN珈琲」の、コーヒーサービス(お昼過ぎから)もあります。

☆「スペース ユイ」
  02/06(月)〜 02/11(土)11:00〜19:00(最終日は〜17:00)
☆「タンバリンギャラリー」
  02/07(火)〜 02/12(日)11:00〜19:00(最終日は〜18:00)
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下村 勝展/UNDER POP
  02/14(火)〜 02/19(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
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