9/21/2011

ノブカネユミ展


  絵を描いているとき、
  たくさんのことを思い出します。

  あの日の空、あの時の景色。

  キラキラした帰り道。
  青色の空気。
  まだ自分の知らない世界。
  忘れたいことも、
  忘れないようにしたいことも
  全部ひっくるめて
  感じていただけたらうれしいです。


ノブカネユミ展「Ambiguous Story」















誰もいない海、深夜のビル群、決壊した河川、深海のくらげ、
星の軌跡、もくもくとわきあがる雲、、、
ちょっと見ると、写真かと思えるようなタッチは、鉛筆とパステルで。


















ノブカネさんがこの時期に、初めての個展を決めたのは、
震災のずいぶん前でまだ寒い頃でした。
「あのあと、絵が変わりました。
直後の3日間は、一人でいるのがいやでテレビもみたくないし、
音楽を聴きながら、無心に絵を描いていた気がします」
今回展示した作品の多くは、そうしたあのとき以後の作品だそうです。


広くて遠い風景を、空をとぶ鳥のようにみつめる、
その視線は、クールで静かなようですが、力強い情景に。
観る人を「ザワッ!」とさせる不思議なイメージに満ちています。

























「いままでは、グループ展に参加しただけだったので、
全体の構成なんて考えたことありませんでした。
額装するかはずいぶん迷ったんですけど、今回はクリップ止めで。
壁の一部のようなイメージにしたかったから」とノブカネさん。


この雨と風の中、見にきてくれている人もたくさんいます!
明日以降は、天気も回復するといいですね。

9/23(金)、24(土)、25(日)のお昼過ぎから、
在廊のご予定。
9/23(金)祝日の17:00〜19:00には、パーティを開くそうです。

09/20(火)〜09/25(日)11:00〜19:00(最終日は〜18:00)


☆Event☆ 

09/23(金) Biweekly poet   トドリキユウイチ 
  19:30〜20:30    参加費 1,000円


Next Exhibition -------------------------------------------------------
たかはしひでまろ展
09/27(火)〜 10/02(日)11:00〜19:00(最終日は〜18:00)
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[こぼれた話]

  搬入と展示準備の日、ノブカネさんは自ら作品を壁にランダムに
  並べサクサクと飾っていきました。その様子に待ったをかけたの
  は、ギャラリーのあるスタッフ。
  「一枚の絵をしっかり観てもらうために、サイズ揃えて整然と飾
  ったほうが、明解になるんじゃないかな?」と。
  改めて並べてみたとき、不思議そうな顔をしていたノブカネさん
  の表がパッと変わっていました。
  「いろんなこと、考えすぎてたようです。これでいきます!」
  ときっぱり。

  こんな、おせっかい(!?)もするギャラリーですが、 
  タンバリンギャラリーは、初めての個展を考えているみなさんを
  応援していきたいと考えています。