まずはここに描かれるふたりの距離感に注目でしょうか
小池高弘個展「Table Talk」
画文作家のご主人・小池さんと編集者でライターの奥さま・小川奈緒さんによる、共著「Table Talk」の原画を中心に新作が40点以上、展示されています。
小池さんの作品は、アメリカの雑誌にあるようなカーツーン風、
シンプルなペン画で、人物や風景、メニューブック、ボードゲームやカセットテープなど、さまざまですが、いつのまにか、ほわんとしてくるような、独特な味わい。
そして、
本のほうの「Table Talk」は 向かい合って相手の話を聞いて
受け答えしているつもりが
いつのまにか自分の話になっている
普段の勝手気ままなやりとりと同じ気分で
妻が文章を書き、夫が絵を描きました。
書くことと描くことを
それぞれ仕事にしてきた二人が
はじめて一緒に、自由に作った作品です。
気楽にめくって楽しんでもらえたら
うれしいです。
『Table Talk』Nao Ogawa Takahiro Koike(FOXTROT)より
タンバリンギャラリーのテーブルもいつのまにかおふたりの世界です。
偶然拾ったラジカセ、カセットとMorning、Afternoon、Middayと指定された手描きのミュージックリスト、ペンに墨汁に、ノート
傍らには、小川さんが用意したメニューのついたお菓子かご。
「Table Talk」500部限定、1,500円。
個展中にかぎり、小池さんがカバーに描き添えてくれるサービスも。
「会期中は毎日いる予定です。家に遊びにいく気分で観に来てくれるとうれしいです」と、小川さん。
おふたりの絶妙な距離感をゆっくりのんびり楽しんでください。
そして、おふたりといろいろお話も。
11/02(火)- 11/07(日) open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)
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11/09(火)~11/14(日)open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)
杉江篤志個展「Walking around , Standing by」
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