12/08/2010

斎藤由妃子/神保隆 二人展

記帳台の横にDMのデザインに似た、作品が置かれています。















八ヶ岳(山梨県北杜市)で、創作を続けるお二人の展示。

斎藤由妃子/神保隆 二人展

神保さんはこの1年ほど取り組んでいる、半立体の「pieces of wind」シリーズ。
石工、木板などを素材にした作品は、白の背景に白、ライティングが色の代わりを陰影がもうひとつの “線” を生み出して、吊るされています。








神保さん。壁面が作品。個々の作品は写真では伝えきれません、ごめんなさい。実際に眼で確かめてください。 





  神保さんはいいます。
「(作品は)作るというより、描いています。石膏というと型に流し込んで、、、と思われるかもしれませんがそうではありません。平面の絵から半立体へ動くうちにみつけたんです」
そんな創作の秘密は、あなた自身の眼で確かめて、聞いてください。
う〜ん、なるほど! と、
作品がもうひとつふくらんで見えてくるはず。


一方、
斎藤さんは、入ってすぐ右の壁面に展開された、たまごをモチーフにした陶芸作品「うつろいの兆し」が、まず眼を惹きます。






















 たまごのはなし 斎藤由妃子 

(前略)
私はたまごの作品を創っています。
割れてないたまごもよく創りますが
たまごの殻の作品を創るほうが好きです。
(中略)
あなたが偶然手に入れたたまごは
ある朝見ると既に殻だけが残っていました。
得体のしれないたまごからはとんでもないモノが生まれたのかもしれません。
でもその生まれたモノはきっとあなたの知らないところで静かに成長して
ある日、突然あなたの夢を叶えにやってくるのです。
※全文はギャラリーでお読みください。


孵化する前のたまご、そしてひび割れた殻が不思議なリアリティです。
「作品を作るのは大好きですが、陶芸家ですから器もいろいろ作っています」と斎藤さん。大小さまざまなカップやお皿、クロスの箸置きなどの器や家のオブジェ、クリスマスライトなどの多彩な作品もたくさん、お値段も手頃。


それぞれの作品ゆっくり鑑賞して、
おみやげにこちらもいいかもしれません。






















プライベートでもなかよしというお二人。
神保さんは、連日。斎藤さんは12/10(金)〜12(日)に、
ギャラリーにいてくれるそうです。


初日終了間際に工房にいる斎藤さんからメールが届きました。
「八ヶ岳は、みぞれから雪に変わり、ちらちらと舞っています」 

八ヶ岳近くでの普段の生活や近所に多いアーティスト同士の交流などの
お話もたくさん出てきそうです。



12/07(火)~12/12(日) open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)

☆ 12/09(木)19:30〜Biweekly poet 」vol.16 サエキタクヤ
☆ 12/28(日) Tambourin market もあります。
Next Exhibition ------------------------------------------------------- 

FUJICO個展 「FUNKY!」

12/14(火)~12/19(日)
open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)
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