あなたの視界に大きなビーナスの姿が入ることでしょう。
その名も「Big Venus」
壁の「Big Venus」制作風景もスライドショーで、公開中!
倉科昌高 / 新しきカスタムペイントの光と道
壁があるでしょ、
ボーリング・ピンがあります、
茶箱があって、バケツがあって、自転車があって、スコップがあって、
脚立(Step Ladder)に作業イス、ヘルメット、、、(続く)
倉科スタイルの ”カスタムペイント”とは、「塗れるもの、描ける素材なら、なんでも」
立体も平面も大規模店舗の壁面や、
ギター(かの布袋寅泰氏愛用)から、バーキン(HERMES)まで。
そう、
「農家のおじさんの道具から、深窓のセレブリティのお出掛けバッグまで。
どんな素材にどんなモチーフで何を描けるか」なのであります。
「(この街に)自分ほど絵の上手い奴はいない」と思ったほどの少年が、
高校時代に東京に来て
「衝撃を受けるほど上手い人がうじゃうじゃいる」、
そんな頃出会った、エアブラシとリアル・イラストレーションの世界にハマり、
雑誌「イラストレーション」の<ザ・チョイス>の常連になり、
プロの道を突っ走るも、
「イラストレーションは、複製が前提。依頼があるのは嬉しいことだけど、
いつしか(これまで描いてきた)自分の作品に自分が縛られていく気がして、、、」
そんな頃、自ら描いたマウンテンバイクのヘルメットが、
自転車乗りに評判になって、ペイント依頼が続々と、、、
で、冒頭のいろんなもの、モノ、物に
イラストレーションとも、アートとも、塗装とも(いえるのかいえないのか)、
立体はどこから観ても成立すように、
壁面は遠くから見ても近くからでもわかるように、などなど、、、
それぞれが唯一無二の作品とオリジナルなスタイルで描き続けて、
「気がつけば、もう20年!」
倉科昌高カスタムペインター20年の、初の個展なのであります。
それも、3カ所同時開催、という快挙(暴挙・本人談w)
タンバリンギャラリーは、その一部で、新作のみならず旧作も含めて、
各会場のハブとして機能し、
ペダルカーのボディや石膏像(壁との連携)ほか、
新宿「伊勢丹本館2階グローバルクローゼットギャラリー」(05/13〜05/28)では、
ヘルメット、シャベル、ソファベッドなどの日用品ペイントを中心に。
写真提供:FASHION HEADLINE
というわけで、
遠くから近くから、その塗り、モチーフ。筆致、スプレー具合など、
実際に、自分の眼でしっかと確認すべし、な、展示なのであります。
倉科さんは、毎日午後から、タンバリンギャラリーに在廊のご予定。
(時間が変動する場合もありますかもしれませんが、、、)
初歩的な質問から、道具・塗料について、技法やテクニック、
”人生とは、絵を描くとは、なんぞや”的な話題にも、
倉科さんはていねいに答えてくれるはずです。
会場には、作品集も2冊。
15本のボーリングピンをフィーチャーした「PINZOO」(1800円)
日用品中心のプロジェクト「D.I.Y DEPT.」(2625円)も。
一部作品も、手に入れることができます。
この週末(05/25、05/26)は、
3カ所同時制覇の、最初にして最後の2日間となります。
それを狙っての動きも初夏の素敵な過ごし方のひとつになるでしょう。
ぜひ、足をお運びください。
Venus(@CAPSULE)
Information 忌野清志郎追悼展 〜愛し合ってるか〜い〜 Vol.5
タンバリンギャラリー共催で、大好評 公開中です。
白金高輪「Coolie's Creek」でお食事とともに。
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