その反響は大きかった!?
なかでも、『美術手帖』2010年12月号に掲載された
椹木野衣氏によるレビューは、
新井さん本人そして周囲を驚かせたようだ。(一部転載はこちらで)
そして、いま
彼が、タンバリンギャラリーに戻ってきた。
新井夏希 展
漆黒の闇のような黒地を背に、細やかだけれども強い筆触で執拗に刻まれる針で引っ掻いたような線の運動と痕跡、そして色の選び方、さらにはこれらの全体が醸し出す具象とも抽象ともつかぬ「風景」は、もうこの作家特有のものになっている。 (椹木野衣氏・同上)
今回は、そんなデジタル作品に絞っての、展示。
前回同様、言葉での説明は一切なし。
OHPシートにプリントアウトされた、
“漆黒”の背景に浮かぶベクター曲線、
妖しく光るような色彩、
具象とも抽象ともつかぬスタイルは、ますますの輝き。
前回大好評だった、
ライトボックスに組み込まれた作品は、より大きなサイズの新作。
奥には、さらに大きな作品も鎮座して、、、
25歳の、新進アーティストは成長を続けているようだ。
作品たちは、
写真撮影を拒絶するかのように周囲を投影し、映り込み、
ときにそこに映る自分を見て、
いつしか彼の世界に吸い込まれているような気にさえさせる。
こんな体験は、展示空間でだけ許される、贅沢。
じっくり時間を掛けてご覧ください。
新井さんは、3/15(木)をのぞいて、ほぼ在廊のご予定。
ぜひ会場で、その眼で、彼の作品と彼を!
☆03/11(火)〜03/18(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
※はみだしネタは、Facebookページにて。「いいね!」もよろしく!
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寺田順三展覧会・箱と中身
03/20(火)〜 03/25(日)11:00〜19:00(最終日~18:00)
--------------------------------------------------------- 詳細は、こちら
〜EVENT〜
03/21(水) 19:30〜21:30 「アレ★アレ★シネマトーク」
テーマは「ヒロイン」
USTREAMで会場で、ぜひご参加を。会場参加費1,000円(ドリンク軽食付き)
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