湘南・葉山をベースに
詩を書き、絵を描き、平面立体を問わず作品を制作した。
歌をつくりうたい、詩のリーディングをライブでこなしながら、
リトルプレスの出版活動や、各地でワークショップを開いてきた。
「みんなの小さな息遣いをふうふうと集めたら、いつか大きな風になる」
「誰でも、ものは創れるし、表現できる」という考え
(彼は「ネオ・フォークロア」と、呼んでいた)をもとに、
自ら制作し、仲間たちとさまざまな“場”を作ってきた。
そんな彼が、2011年4月12日に逝った、享年59歳。
残された作品は500点以上、海の見える丘に立つ彼の仕事場から、
友人・仲間たちが、梱包を解いてそれを引っ張り出してきた。
永井宏 “Works from the sunny beach”
会場はいずれも彼にゆかりある、2つのギャラリー。
キラー通りをまっすぐいけば青山通りをはさんで、
歩いても15分くらい、散歩としてもちょうどいい距離にあります。
1999年から2010年まで、毎年
夏に個展を開いていた、「スペース ユイ」。
創立スタッフで言いだしっぺだった、
ここ「タンバリンギャラリー」。
「スペースユイ」では、オーナーの木村秀代さんのセレクトで、
10年間の個展での作品とアクセサリーを。
(追記:木村さんのブログ「gallery note」が公開されています。)
「タンバリンギャラリー」では、仲間たちの有志が掘り起こした、
1999年以前の作品とさまざまなグッズや書籍を。
それぞれの空間で、それぞれのスタイルと表現、それぞれの時代のテーマで、
永井宏(の作品)を観ることが出来る、初めての機会です。
このブログで、展示作品の解説はとてもできません。
永井宏も知るひとも、この展示ではじめて知るひとも、
それぞれの会場で、木村さんから、スタッフから直接お聞きください。
そして、
あなたなりの永井宏を見つけてください、語ってください。
作品、アクセサリー、グッズは、
「飾っていただける方、使ってくれるひとがいるのであれば、喜んで、、、」
との奥さまの言葉で、手に入れることもできます。
彼の本、主宰した「WINDCHIME BOOKS」の出版物もあわせて、どうぞ!
2月11日(土)には、タンバリンギャラリーを会場に、
永井宏の歌を中心に自身もメンバーとして活躍していた
「Kitchen sisters」と「象の音楽」のフリーライブ(16:00ころから)、
「廣瀬SWAN珈琲」の、コーヒーサービス(お昼過ぎから)もあります。
☆「スペース ユイ」
02/06(月)〜 02/11(土)11:00〜19:00(最終日は〜17:00)
☆「タンバリンギャラリー」
02/07(火)〜 02/12(日)11:00〜19:00(最終日は〜18:00)
Next Exhibition -----------------------------------------------------------------
下村 勝展/UNDER POP
02/14(火)〜 02/19(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
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